ウィィーーーーーーーーース、どうもーーーーおわわでーーす。
TUTアドベンドカレンダー初日はこんな低俗な記事です。よろしくお願いします。
1.スロットの基本
スロットには役が存在します。現代スロットマシン(以下パチスロ機)はコイン3枚がけに対し、役の抽選を行うというのが約100割です。代表的な役としては、ハズレ、ベル、スイカ、チェリーがあります。複雑なものになりますと1枚役、チャンス目、弱スイカ、強スイカ、弱チェリー、強チェリーといった数多ものフラグが存在する機種もあります。基本は役のフラグだけです。このフラグをどう扱うかによってパチスロのタイプを分けることができます。それでは一番シンプルなAタイプから説明します。
2.王道を征くAタイプ
昔はBとかCもあったらしいけどゆとりだから知らん。別名ノーマルタイプとも言われ、その名の通りノーマルなやつです。基本的なフラグはハズレ、リプレイ、ベル、チェリー、そしてレギュラーボーナス(REG)とビックボーナスフラグ(BIG)です。ジ
ャグラーを例にすると
(設定1)
リプレイ 1/7.3
ぶどう: 1/6.49
チェリー 1/33.57(重複当選あり)
REG 1/655.4
BIG 1/409.6
それぞれ以上のようなフラグで存在しています。そしてレバーを叩いた瞬間にどれかのフラグが割り当てられます(当たらなかったらハズレ)。そしてボタンを3つ押せばどの役がヒットしたかを示す並び目がでます。ベット→レバーオン→リール停止の一連の流れを1Gといいます。ジャグラーの場合REGもしくはBIGが当選した場合左下のランプが光ります。あとは7とbarを揃え、ボーナスゲームを消化するだけ。とても簡単です。
じゃあ連チャンって何なの?1Gでこんな確立をひくってこと?残念ながらノーマルタイプで連チャンすることは難しいです。連チャンするような爆発台は一般的にART機、AT機といったまた違うタイプの機械です。
2.(財布が)爆発台!ART機!
ART機とはアシストリプレイタイムを搭載したパチスロ機です。意味はあとから説明します。決して最初からアシストしてくれるわけではありません。ARTに「入れる」ことが肝のタイプです。
~ARTに入るまで~
通常時(なにもない、お金吸い込み状態)にて前述したスイカ、チェリーといったレア子役を引く
↓
その子役の何割かで擬似ボーナスに入る
↓
その疑似ボーナス中にレア子役を引き、何割かでARTを獲得される
ARTに入ると、アシストする時間を最初に決定します。これがいわゆるタイムに相当します。どれくらいアシストするかってところです。大体50Gスタートです。そしてこのARTはハズレがありません。払い出しのある役しか揃いません。結果的にゲームを消化すれば消化するほど枚数が増えます。この増える割合をX枚/Gで表し、ART機性能のひとつとして評価することができます。じゃあこのG数を増やすのにはどうしたらいいのかと
~ART時の流れ~
レア子役を引く
↓
・何割かでG数が上乗せされる
・運が良ければG数をいっぱいもらえるゾーン(特化ゾーン)に入る
・何割かで疑似ボーナスに当選する(このボーナス中に特化ゾーンに入る抽選をしている)
↓
これらを繰り返せばめっちゃG数が増える→めっちゃ枚数増える。
って感じです。 簡単ですね、今すぐパチスロを始めよう!
3. AT機ってなんだよ
AT機はアシストタイムの略です。ARTとなにが違うのかというと、ぶっちゃけ基本的なことは変わりません。厳密にはAT中はずっと大当たりです(ART中は違う)。だからなんだよってぐらい違いがパッとは伝えられないのでとりあえず一緒でいいです。多分これは自称パチプロから叩かれます。
4.パチスロの還元率は95%以上だから宝くじより儲かる!?
最後は出玉の話。パチスロの還元率は機械割と呼んでいます。たしかに設定が一番悪くても、95%以上の値をほとんどのパチスロ機が持っています。
それはつまり
10000円入れたら→9700円でてくる!
なんてことじゃないんです。この%は枚数のIN/OUT比を示しています。
ここに1000円で50G回るパチスロ機があったとすると、10000円入れた時
→500G*×3枚=1500枚IN
となります。でも大当たりせず手元にはメダルがない!0%だ!ということはありません。正しい考え方は以下です。
本来10000円で回るのは500枚分→167G
じゃあ残りの333Gはどこから?→遊技中の子役によって得られた出玉である。これはつまり
333G×3枚=999枚OUT
なんとすでに999枚OUTしていたんですね。手元には一枚もないのに。よって現時点での機械割は999/1500=67%です。手元に一枚もないのに67%も還元されていました。ミラクルです。
5.今後パチンコパチスロ業界はどうなっていくのか?
パチンコパチスロは昔から「遊技」です。遊びなのです。決して職業ではありません。しかし儲かると勘違いした人口によって収支競争は加熱し、「ギャンブル」として世に反映されました。それが20年間続き、近年ようやく本業界は見直され、遊技としての基本に戻ろうとしています。大負けすることはないけど、大勝ちすることもない、そんな規制に移り変わっています。ギャンブルではなくひとつの遊びとして、パチンカスは台と向き合わなければなりません。そのためにも、出玉中心の面白さというのは棚に置く時がくるでしょう。技科大生の皆さんも、収入を得て過度に突っ込むようなことにならないよう気をつけてください。後悔しない範囲で遊びましょう!
あっそうだ
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