前置き
この記事はTUT Advent calender 2016の記事として書きました。
新卒即適応障害となったの私の体験が、未来のTUT生の参考になれば幸いです。
適応障害とは?
適応障害は、ある特定の状況や出来事が、その人にとってとてもつらく耐えがたく感じられ、そのために気分や行動面に症状が現れるものです。たとえば憂うつな気分や不安感が強くなるため、涙もろくなったり、過剰に心配したり、神経が過敏になったりします。また、無断欠席や無謀な運転、喧嘩、物を壊すなどの行動面の症状がみられることもあります。
適応障害になるまでの経緯
4月に新卒として会社に入社しました。10月おわりに業務のしんどさから体調を崩し、内科にいきました。
ぼく「いやマジしんどいっす。」
医者「残念ながら、初期のうつ状態と思われます。」
ぼく「マ?」
医者「どう?精神科とか抵抗はない?」
ぼく「抵抗はないですよね」
という経緯で心療内科を紹介してもらい、無事適応障害の診断を下されたわけであります。上司にも話をして、一旦は職場にもどってかんばったつもりでしたが、12月頭に完全にダウン。ひとりでは死ぬと判断して一時的に実家に戻りました。
なぜ適応障害になったのか
仕事ができなかった。これに尽きます。残業を100時間やっていたなど、そういうのはありませんでした。パワハラがあったといえば、あったといえます。ただ、指導の一環と言えばそれまでのものでした。つまりは、職場のレベルについていけませんでした。それにつきます。
自分が適応障害になったらどうするか?
私の身上はどうでもいいので、もし適応障害になったらどうすればいいのかを書いていきます。
1. 入社してまだ少ししか経ってないのにつらい、甘えか?
→端的にいうと、甘えです。会社に入ったら、今まででは信じられないことを平気でやらされると覚悟しておいたほうがいいです。甘えじゃないかどうかは、身体への影響ではかってください。私の場合は、発熱と思考能力の低下でした。やる気がないとか、そんなレベルをこえたものがきたら、すぐに休んでください。とりあえず、寝ろ。
2. 三年はいないといけないから…
→がんばるのは結構ですが、死んだら意味ないです。限界を感じたら逃げましょう。石の上に3年だから意味あるのであって、熱鉄板の上に3年いたら足は焦げて二度と立ち上がれなくなります。
3. うつ病じゃないから働けるよね?
→適応障害はうつ病の手前段階です。医師に適応障害と診断されたら、しかるべき対応を医師と相談してください。うつ病になると、人間として暮らしていけなくなる可能性が高いです。ネット上では、うつがつらさのスラングのように使われていますが、実際はシャレになりません。今すぐにげろ。
あなたも適応障害になる可能性があるかも?
適応障害になる人には特徴があります。いろんな情報をみるとわかりますが、責任が強い、真面目、仕事熱心とかごちゃごちゃ書いてます。自論ですが、次の点に納得する人が一番なりやすいのかな?と考えてます。
・そもそもストレスという概念がよくわからない
ストレスというものに、そもそも気づかない人が多いように感じます。私は、もろにそんな人です。いまだにストレスというものがどんなものかわかりません。「どうやってストレス解消してるの?」とかよくきかれますが、ストレス解消するためになにか行動するんですか?といつも疑問に思います。そしてストレス解消行動をしたら、ストレスがなくなるという考えもよくわかりません。なにもつながってないところで行動をして、根本を排除するなんてできっこないのですから。そんなことで忘れることなんて、もとから大したことでもないでしょうに。「愚痴とかきくよ!」もよくありますが、愚痴をいってもなにも解決しないし、なぜ愚痴をいうのか未だにわかりません。
こんな私との共通点といったら不快かもしれませんが、共感できる方は適応障害に気をつけたほうがいいかもしれないです。
まとめ
適応障害はうつの手前です。適応障害のままむりをすると、うつになります。うつになるともう二度と帰ってこれないかもしれません。死ぬ前に、逃げよう。なにか相談したいことがあれば、コメントでもなんでもどうぞ。
メリークリスマス。