オーディオインターフェースを用いてOBSを使った際にプチプチノイズが起きていました。
その対処方法がわかったので備忘録として書きます。
なおOBSのバージョンは30.0。2023年11月16日時点です。
概要
ギターの録音および録画を行った際、ランダムなプチプチノイズが発生した。出力モードを詳細に切り替え、AACのビットレートを320kbpsにすること、もしくはPCM形式に変更することによって解決した。
発生状況
オーディオインターフェースを用いて、ギターの録音をOBS内で行ったところランダム的なプチプチノイズが発生。OBS内にてリミッターを当てたが解決せず別原因があると判断した。
ボツの対処法
出力モードを基本のまま、音声エンコーダをAACからOpusへ変更した。
ノイズの消失をVLCにて確認できた。しかしPremiere Proおよびaviutlにて音声データが認識できない問題が発生した。なおYoutube上に直接アップロードは可能で、再生も問題はなかった。
本対処方法は、編集ソフトに適応できない解決策のため見送りとした。
成功した対処方法①
OBSにて、設定→出力→出力モード、これを基本から詳細へと変更した
次にこのページの音声タブを開き
メイントラックのトラック1の音声ビットレートを320とした。
検証としてトラック2を192としてトラック1と同時に録音を行った。
VLCにて、トラック2にてあったノイズが、トラック1ではないことを確認した。よってビットレートを上げることは有効である。
成功した対処方法②
OBSにて、設定→出力→出力モード、これを基本から詳細へと変更した。次に映像エンコーダをmovにし、音声エンコーダをFFmpeg PCMに変更した。
なお、PCMに設定した際音声タブのビットレートの影響は受けないことを確認している。
本録音でもノイズは見当たらなかった。
まとめ
OBSのデフォルト音声ビットレートは160~192kbpsあたりと考えられ、このビットレートの低さによってノイズが発生していると考えられる。このビットレートを320kbpsまで引き上げること、もしくはPCMなどの非圧縮形式や高ビットレート形式を採用することで、ノイズの発生を抑えることが期待される。