おわわのレビュー

ギターのことや日々のことを綴っています

2023福岡ギターショーを見てきた。福岡で多数のギターを見られる貴重な機会。一方で個人向けギター販売業界のアンプ・エフェクター軽視問題を改めて認識

2023福岡ギターショーに参加してきました。訪れたのは2023年11月18日土曜日です。多数のギターがありつつも、もう少し特徴的な商品を見たかったです。
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www.shimamura.co.jp

販売代理店およびメーカーの方と話せた貴重な体験

普段では話すことができない、販売代理店およびメーカーの方をお話をすることができ、大変ありがたいお話を伺うことができました。特にT's Guitarsブースではメーカーの方がきており、非常に熱の高いお話をきくことができました。感謝申し上げます。

いわゆる一般的なギターが多く、特異性にかけるイベントだった

本イベントは島村楽器さん主催です。あくまで大衆への戦略だったのか、特徴的なギターがかなり少なかったです。
わかりやすく言うと、ヘッドレスギターはIbanezのものだけでした。通常のストラトタイプやレスポールタイプ、そしてアコギで大半が締められており、新しい発見をほとんどできなかったのが正直な感想です。

エフェクターの展示はMODメーカーが中心。大手を呼びこまなかった?

エフェクターも展示がありましたが、BOSSなどの大手メーカーの大きなブースはありませんでした。多くのユーザーと触れ合う機会だと思うのですが、ショーの趣旨に合わなかったのかもしれません。
期待していたKemperブースも、他ギター(確かKnaggs)との併用展示で積極的なアピールをしていませんでした。

ギターショーではあるが、アンプの展示もあってほしかった。

アンプの展示はゼロでした。せめてMarshallぐらいYAMAHAを通じて呼べそうですが…この点は非常に残念でした。

ギターユーザーに向けた刺さるイベントをもっと熟考すべき

残念ながら面白いイベントと思うことはできませんでした。ギターの実店舗販売業界は、いつまで

ギター本体と足元をガチャガチャできるやつを推す

ことを続けるのでしょうか。
利益の取らなければいけない日々の売上ならわかります。しかし、このようなイベントにまでその趣向を持ち出すのは、新しいユーザー体験を届けるということに臆病になっている印象を拭うことはできません。
また、次回も開催されることを願っています。